2018年06月21日

最低賃金 20円超上げへ (平成30年06月21日)

最低賃金 20円超上げへ (平成30年06月21日)

        3年連続 主要国になお見劣り


    厚生労働省は今秋の最低賃金の見直しに向けた議論を26日から始める。全国平均で時給848という今の水準を引き上げる方向で、上げ幅は3年続けて20円を超す見通しだ。政府が目指す全国平均1000円に向けて前進するが、それでも日本の最低賃金は主要国の水準を下回り、引き上げベースも鈍い。(日本経済新聞 朝刊 北九州版 3P)ちなみに、ニューヨーク州は10.4ドル(1,144円)、ドイツ8.84ユーロ(1126円)韓国7,530ウォン(749円)、北京22元(374円)です。


  (背景)

      最低賃金・・・企業が従業員に支払わなければいけない最低限の時給のこと。下回ると罰則が科せられる。毎年10月をめどに見直す仕組みで、労使代表と有識者でつくる厚生労働省の中央最低賃金審議会で7月下旬にも目安を示す。都道府県はこれを踏まえ各地域の最低賃金を決める。現在は最も高い東京都で958。(日本経済新聞 朝刊 北九州版 3P)ちなみに2017年度は、政府の意向に沿う形で、最低賃金3%(25円)で決着した。


  (独り言)

     福岡県の2017年度最低賃金は、789ですので、昨年の伸び率3%を考えると。2018年度は、810円超えになりますね。中小零細企業にとっては、3年連続20円以上の引上げは、死活問題ですね。


   (リンク)

     平成29年10月1日 福岡県最低賃金改正のお知らせ

      http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/saiteichingin.html


  (カテゴリ-)

      労働・・・最低賃金制度

ラベル:最低賃金制度
posted by ちい坊 at 21:12| 福岡 ☁| 労働 | 更新情報をチェックする

2018年06月20日

三菱重、損失なしで資産を減額 (平成30年06月20日)

三菱重、損失なしで資産を減額 (平成30年06月20日)

          会計基準変更、市場困惑も


    三菱重工業が開発を進める国産初のジェット旅客機「MRJ」の資産約4000億円が、貸借対照表から唐突に消えた。資産の価値を引き下げる会計ルールに従えば損失を伴うはず。三菱重工はMRJの試験機などを資産に計上していた。約4000億円あったが、2019年3月期からほぼゼロになる。それに対応して純資産を約4000億円減額した。自己資本比率は34%と18年3月期よりも5ポイント低下した。(日本経済新聞 朝刊 北九州版 2P)ちなみに、三菱重工業㈱の平成30年3月期の連結業績(日本基準)は売上高は、4兆1,108億円、経常利益は1,144億円、親会社株主に帰属する当期純利益704億円純資産は2兆1,644億円です。


  (背景)

      ・・・損失が発生しなかった理由は会計基準だ、三菱重工は今期、日本企業から国際基準(IFRS)に変えた。どちらの会計基準でも減損すれば損益計算書で損失が発生する。ただ、減損の判定方法が違う。三菱重工はMRJの収益計画は変えていないが、IFRSの手法で価値を見直した。新しい貸借対照表に計上できたMRJの資産は、ほぼゼロだ。本来なら4000億円の損失が発生したが今期は以降初年度だ。前期と比較した資産価格の差が発生せず、損失を計上せずに済んだ。(日本経済新聞 朝刊 北九州版 2P)ちなみに、三菱重工業㈱は、平成313月期第1四半期よりIFRSを適用予定です。


  (独り言)

     三菱重工業㈱のMRJの資産を純資産から控除するのは、IFRS移行の初年度のルールによるものであり、問題視するのが、おかしい訳ですので、私見としては、株式市場をIFRS基準適用会社と日本基準適用会社に区分すべきと考えます。


   (リンク)

      IFRS導入初年度のルール(監査法人アヴァンティア)

       http://www.avantia.or.jp/ifrs/196

      平成30年3月期決算短信[日本基準]連結 三菱重工業株式会社

     https://www.mhi.com/jp/finance/library/result/pdf/h30_05/kessan_tansin.pdf


  (カテゴリ-)

     株式市場・ 会計・・・IFRS制度

ラベル:IFRS制度
posted by ちい坊 at 23:52| 福岡 ☁| 株式市場・会計 | 更新情報をチェックする

2018年06月19日

どこまで「骨太」方針 (平成30年06月19日)

どこまで「骨太」方針 (平成30年06月19日)

          財政健全計画


    政府は15日に閣議決定した経済財政運営の基本方針(骨太の方針)に、新しい財政健全計画を盛り込んだ。政策の経費を借金せずにまかなう基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)黒字化は2025年度。従来目標を5年先送りしたが、なお達成を疑問視する声は消えない。「財政再建の歴史を振り返ると、失敗の典型例は高い名目成長を前提にすることだ」。BNPパリバ証券の河野龍太郎氏はこう指摘する。PBが主要国の大半が赤字とはいえ、改善傾向にある。対照的に日本の赤字は突出する。ただ、新健全化計画には、財政収支赤字の国内総生産(GDP)比を21年度に3%以下にするという中間指標を設けている。(日本経済新聞 朝刊 北九州版 5P)


  (背景)

      ・・・新健全化計画の成長率は実質2%、名目3%以上。1%程度といわれる潜在成長率を大きく上回る。高成長で予想すれば税収は多くなり歳出絞り込みは緩くて済む。新計画も前提は変わらず、「現実的なシナリオだと黒字化は見通せない」(河野氏)(日本経済新聞 朝刊 北九州版 5P)ちなみに、大和総研の予測では、名目1.7%、実質1.1%、25年度は17兆円近い赤字が残る。


  (独り言)

     現状の日本のPBの黒字化は、歳出を削減するしかないというのが、私の持論であり、出来もしない成長率をもって、赤字を垂れ流し、将来にツケを回す方法は、やめてもらいものですね。金利が上昇すれば、国債の利払い費が、・・・。


   (リンク)

      オオカミ少年(財務省)

    https://www.mof.go.jp/public_relations/finance/201709/201709b.html


  (カテゴリ-)

      政府・・・PB

ラベル:PB
posted by ちい坊 at 08:33| 福岡 ☁| 政府 | 更新情報をチェックする